ちょっとした修繕をご自身で!③蛇口のぐらつき
お家の不具合の中でも早急に手を打つべき一つは、蛇口のぐらつきです。
そのまま何もしないと下記の症状が発生します。
- 表板のダメージ・・・・・・ぐらつく蛇口の金属部分がアクリルなどの表板を傷つける可能性
- 固定部分からの水漏れ・・・・・・シンク下のカビの発生、木材の腐食、異臭の発生の原因
特に賃貸物件の場合には、引き渡し時に修理費用を請求されることにもなりかねません。
蛇口はどうやって固定されているの?
蛇口は天板(シンク)を挟むようにして、ネジ止めされています(ごくまれに、アレンキーを用いて上から固定されてある蛇口もあります)。
シンガポールで設置されてある蛇口は、ボックスレンチを用いてシンク下からねじ止めをして固定されているものが主流です。
蛇口が動く理由は、このねじが緩んでいることによるものです。
過去に行った作業では、2つあるネジの1つが抜け落ちていたケースもありました(ネジは1つの場合も2つの場合もあります)。
固定方法をシンク下側から確認して、ネジをしっかりと固定しましょう!
- シンク下に潜り込む場合には、棚を壊さないようにご注意。
- シンクに蛇口が固定されているケースで、材質が薄い場合(金属)は、しっかり固定されていても蛇口が根元からふらつくこともあります。蛇口の根元がずれるかどうかがポイントです。
- キッチンに多い不具合ですが、バスルームの洗面台蛇口でも起こります。
ねじを締めても蛇口が固定できない
緩んだままで長期間使用していると、水が浸み込み、板自体が腐食して、柔くなってしまう場合があります。
その場合には、ネジを締めても、蛇口が固定できません。
状況を確認して、固定する箇所を補強/削るなど、工夫しての解決が必要です。
大切なことは早期発見しての作業
大事なのは、蛇口がぐらつく/動いてしまうなど、ちょっとおかしいと思った段階で手を打つことです。
虫歯と同じで、そのままでは、悪くなるだけです。
賃貸物件の場合には、引き渡し時に修理費用(蛇口の根元からの水漏れのため、棚を取り換える場合など)を請求される場合もあります。
少しのゆるみであれば、ご自身で固定も可能です。
まずは蛇口がどう固定されているか?確認してみましょう。
特に蛇口の根元に水をかけると、シンク下に水が落ちてくる場合は、今すぐに固定の必要があります。
お住いトラブル ご相談サービス(有料)
弊社へのご相談も可能です。
- 工事に伺う場合は、状況によりますが120ドル(から)の作業費。
- ご自身で修理をするけれどもアドバイスが必要な場合、25ドル(前金 20分)でのビデオコールによるご相談がお勧めです。状況を動画で確認して、行うべき作業をアドバイスいたします。
ご相談は、下記からお選びください。
お住まいトラブル ご相談サービス(有料) | シンガポール快適生活提案会社「ピテカン」 (pithecan.com.sg)