便器の便座の破損をさけるために

エコウォッシャー設置のためには、便座をはずしますが、その際に便座の破損を目にすることがあります。

多くは便座がガタついているにもかかわらず、そのまま使用し続けていたことが原因です。

そのまま使用し続けると破損が進み、退去時のトラブルのひとつにもなりかねませんので、ご注意ください。

*エコウォッシャー設置の際に気がついたときは、その旨を説明します(便座は取り外しますので、部品の破損がある場合を除いては、問題は生じません)。

便座の破損で多い箇所

  • 便座を固定する部分・・・・・・特に便器に接する部分がぐらついている場合には注意。市販の一般品では合わず、該当ブランド取扱店でもセットでないと販売されていない場合もあります(すべて取り換えの可能性)。
  • 便座の裏側のクッションゴム・・・・・・ブランド品の場合には既に販売されていないものもあります。こちらが破損していると座るとガタガタして使用しづらいのみならず、便座自体が割れる可能性があります。

便座(座る箇所)の破損も見たことがありますが、座る箇所が割れてしまったら、怪我をすることもありますので、ご注意ください。

特殊形状の便器に注意

コンドミニアムについている便器は特殊な形状のものがあり、市内で販売されている一般品は取り付けできないものがあります。

ブランドDravitの便器(見た目は一般品に見えますが、固定穴が広すぎる)に使われる便座は、市中で販売されている一般品は合いません。また、丸い便器も数箇所のコンドミニアムに設置されていますが、これもまた便座は特殊形状です。

以上の便座は便座自体の価格が500ドル以上もすることがあります。

便座を壊さないため

便座がガタガタする、ずれているなど、その場合にはまずは便座をきちんと固定することが肝心です。

便座の取り外し方も様々です。ずれを直そうと、力任せに取り外そうとして壊してしまわれた方もいらっしゃいました。

弊社には、ご退去時のオーナーさんとのトラブルのご相談が様々寄せられますが、住んでいる間にちょっと気をつけておけば防げることも多くあります。

この便座の破損もそのひとつです。ご参考になれば、幸いです。

(注意)便器自体のひび割れは、一日でも早く便器の交換が必要です。割れたお皿の上に乗っているようなものと自覚してください。座っているときに割れると割れ目で大けがをする可能性もありますので、便座のひび割れ以上に危険です。

こういう具合に便座が微妙に便器とずれている場合には、注意!


ご自身で便座を固定したいが方法がわからないという方は、弊社のビデオコールサービス(PayNowによる前払い 有料30ドル 20分)にてご相談ください。

お住まいトラブル ご相談サービス(有料) | シンガポール快適生活提案会社「ピテカン」 (pithecan.com.sg)