ブレーカーが落ちた場合の対処方法
雷などでもブレーカーが落ちることもありますが、不具合が生じたためブレーカーが落ちることがあります。
基本的な手順は下記となります。
1-分電盤のドアを開けてみる。濡れた手で分電盤を触らないように注意。
2-どのRCCB、MCB(各種ブレーカー)が落ちている(遮断されている)か確認。
3-人の記憶は意外に頼りにならないものです。スマホでどこが落ちているか?わかるように写真撮影。
4-落ちたブレーカーを元に戻す。
5-再度落ちた場合には、分電盤ドアの裏側にある配線図(紙)をもとに確認作業。そこに繋がる電気配線もしくは機器(過去に電灯配線の絶縁部分がむき出しになっていたもの、機器の故障がありました)、ブレーカー(過去に発火して焦げ付いていたものもありました)に不具合などが考えられます。
5でブレーカーが再度落ちた場合には、業者に依頼されることをお勧めいたします。
弊社はご依頼があった場合、確認作業までは可能です。ただし、修理となりますと協力会社とともに伺う形となります。
なお、ブレーカーがおちるということは、安全装置が正常に作動したということでもあります。
落ち着いて、現状把握を行ってください。
慌てていたためか、過去のご相談ではご説明が支離滅裂なケースもございました。
分電盤の場所だけは、ご入居時にまずは把握しておきましょう。
*電気配線は高圧の電流がながれています。うまく配線されていない施工(配線の逆付け)も時々目にします。充分な注意の上、作業を行うようにしてください。
*水道管は最悪水が噴き出す程度ですが、電気は取り返しのつかないことが起きる可能性がありますので、配線に触る時には電気が流れているかどうか?を必ず確認してください。電気配線コードの色もでたらめな施工も時々あります。
*分電盤内、ネジを取り内カバーを外すのはお勧めいたしません。業者にお任せされることをお勧めいたします。
*弊社は当文章により生じた事故等には、何ら責を負うことはありませんこと(免責)、予めご了承ください。