排水管の構造について
排水管の詰まりはシンガポールでもよくあることです。
①排水口より上の詰まり(床より上にある排水管の詰まり)
②排水口より下の詰まり(床下の排水管の詰まり)
大きくこの2つに分けられます。
①は、洗面台やキッチンシンク下のボトルトラップやその周辺に詰まりがあるケースです。
*ボトルトラップについては、ボトルトラップの詰まり解消方法(清掃と分解)をご参照ください。
②は、トイレのペーパーの詰まり、キッチンの下のFloorTrapの詰まり、廃材による詰まりなど多種多様です。
②は、見えない場所に排水管がありますが、下記の写真をご覧ください。
床下の排水管の構造
A=FloorTrap・・・・・・D部分に水が溜まって、汚臭などを防いでいます。
B=便器に繋がる排水口・・・・・・便器自体に水が溜まるので、便器に繋がる排水管はまっすぐに床上にのびています。
C=洗面台などの排水管・・・・・・FloorTrapに繋がっています。
矢印の方に汚水は流れ、集合住宅の場合には、縦の排水管に繋がり、IC(インスペクション・チェンバー)を経て、マンホールのある場所に流れていきます。