ウォシュレット設置をしたい方へ

シンガポールでウォシュレット設置するには諸条件をクリアする必要があります。

そのため賃貸物件には、電気配線工事の必要のないエコウォッシャー(下記)をお勧めしております。

エコ・ウォッシャー(Eco washer) 07、08

ウォシュレット設置に必要な条件

  1. 便器の形状がウォシュレット設置に適すること
    便器形状が合わない場合には、設置できません。
    便器を取り換える場合には、ご自身で業者をアレンジしていただきます(弊社は便器自体の取り替え業務は行っていません)。
    ただし、どの便器が設置可能かのご相談可能(有料)。
  2. 電気配線工事が可能なこと
    ウォシュレット専用配線を分電盤からひいてきます。
    天井裏を這わせるのですが、天井裏がブロックされている場合、別の方法を提示(下見時にご説明)。
  3. ウォシュレットにつなぐ水道の配水管がつなげられること
    配水管がつなげられない場合、設置できません。
    天井裏から配水管をもってくるなどの工事は別業者にご自身でご依頼いただきます。
  4. 分電盤近くにスイッチを設置するなど、完全な原状復帰はできないことをご理解いただくこと
    取り外しには見える箇所の原状復帰は可能ですが、分電盤近くに設置するスイッチは取り外すと汚くなるため、そのまま残します。
    よって100%原状復帰はできないと言わざるを得ません。
  5. 時間や費用がかかること
    下見2回(最初の1回は弊社のみ、2回目は電気工を伴っての下見 各1時間程度)、工事3~4時間かかります。
    また、費用も2,200ドル以上かかります(2022年8月現在の価格 機種によって金額は大きく異なります)。
    コストオーバーの場合には、最初からエコウォッシャーのお問い合わせをお勧めいたします。

弊社のアレンジでない工事済みのウォシュレットも「これは大丈夫だろうか?」と、時々ご相談を受けて訪問&拝見しておりますが、ウォシュレットに必要な特別・漏電防止装置さえも設置されていない工事を目にします。

弊社でご相談受けた複数の故障したウォシュレットも、設置工事の不備、使用上の不注意があります。
*弊社で工事したものでは、設置数年後の湿気からくる基盤劣化による故障などはありましたが、他社設置のようなクレームは起きていません。

まれに日本から電源が100Vの製品を持参される方がいらっしゃいますが、安全上の理由により設置できません。
あくまでもシンガポール国内で正式に販売されている商品を、ご購入されることを強くお勧めいたします。
*シンガポールでインターネットにおいて販売されている類似品も、販売元がシンガポール国内の会社であることが重要です。

 

なお、ウォシュレット設置可否を聞かれる場合、回答はご自宅に伺ってチェックをする形で有料となります。

ウォシュレット設置は諸々のチェックポイントがありますため、メールのやり取りで設置の可否は行いません。

最低限の情報はこちらに公開しましたので、自宅チェックを厭う方は当記事をご参考にしてください。

この記事のみでのご自身の設置可否判断は、あくまで自己責任となりますこと、予めご了承ください。

設置のご相談は有料になります。以下をご確認ください。

お住まいトラブル ご相談サービス(有料) | シンガポール快適生活提案会社「ピテカン」 (pithecan.com.sg)