ご契約前にご確認を勧める水周りトラブル

コンドミニアムのご契約前に、是非ともご確認を勧めますのが、水周りのトラブルです。

何故ならば、ご入居後に日々嫌な思いをされるのは、ご本人ご家族。
前にお住いの方が出てから、修理がなされていないケースもちらほらとございます。

住んでみなければわからないだろうと思う方も多いと思いますが、下記ご参考になれば幸いです。

1,汚臭

特にトイレの汚臭ですが、残念ながらこちらは下見時には臭わないこともあります。
ただ、訪れた時にバスルームに少しでも下水臭がすれば、注意したいところです。

キッチン下や洗面台下も水漏れしている場合は、収納を開けると、かび臭がします。
開けて中の臭いを確認しましょう。

2,水周りの収納の中の腐食

キッチンや洗面台下の収納を開けて中を見てみましょう。
臭いはしなくとも、ボードが腐食していませんか?
腐食が進んだ洗面台は、洗面台自体が少し傾いていたものもありました。

酷いものは、棚のドアを開けるたびに、腐食した木材がパラパラと落ちてきたりして、収納自体も使用できません。
オーナーさんによっては、弊社の指摘後に棚自体の取り換えや修繕工事を行ってくれる方もいらっいますが、交渉にはなかなか時間がかかる場合もあるようです。

蛇口の汚れもチェックしたいところです。

入居後のストレスを考えると、一番いい方法は、契約しないことです(現状から難しい点もあろうかと思いますが)。

施工業者や使用されている材料等により、傷みの早い物件もありますが、まずは築年数が10年以上経った物件は、注意した方がよさそうです。
10年未満の物件でも、キッチンの蛇口のゆるみにより、収納のダメージがあったコンドミニアムもありましたので、一概には言えませんが、築年数が経つほどオーナーさんサイドのメインテナンスの良さ悪さの差が目立ってきます。

やけに傷が目立つ物件・アンバランスな内装の物件などは、随時修繕をしていないだけでなく、今後もやるつもりがないと考えてもいいかも知れません。

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