キッチン・シンク下の臭い＊排水管の接続
キッチン・シンク下の臭いについて、原因として見落としがちなのは排水管のつなぎ方です。
通常の排水管は、密封されているのですが、蛇腹になった排水管は用心が必要。
最近のコンドミニアムでは、食洗機や洗濯機からの排水管にこのパターンがよく見られます。
シンク下から蛇腹の排水管がつながっている場合
見える箇所でつながっていると（写真のように）わかりやすいですが、床面でつながっていることもあります。
床の排水管と密封されているか？接続部分の確認をしましょう（カバーで隠れているのでそれをはずしてみること）。
蛇腹とPVCパイプの継ぎ目に注意！
食洗機の排水管ががつながっている場合
食洗機の排水管は通常蛇腹であり、それをPVCの固い排水管につないでいます。
つなぎ目が密封されていますか？
つなぎ目に空洞がありましたら、排水の臭いのみならず排水口からの臭いも漏れ出てきます。
洗濯機の排水管がつながっている場合
食洗機同様です。
排水の臭いだけでなく、食洗機と洗濯機の排水管は、排水時に継ぎ目から水が漏れていることもあります。
漏れた水は周囲の木材を腐らせたり、カビの大きな原因ともなります。
泡が継ぎ目から噴き出している状態も目にする不具合です（洗剤の入れすぎ、排水管の流れが悪いなど）。
取り敢えず簡単にやること
シリコンで穴埋めするのも手段のひとつですが、使い慣れていない方にはちょっと手間かも知れません。
写真のように、ビニールテープを買ってきて、継ぎ目をテープで防ぐのが楽な方法です。＊ただし、床面で接続の場合にはテープ留めはできない可能性があります。
兎にも角にも、穴を防ぐことで、ここが原因の臭いや水漏れの問題は解消されます。
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