バスタブ下の確認方法

バスタブがついていないコンドミニアムも増えてきていますが、バスタブがあることを条件にお部屋を選んだ方も多いと思います。

そのバスタブに問題が生じることもたびたびあります。

バスタブ下の不具合

  • バスタブの下に収納されるシャワーホースのカビ
  • バスタブ下からの水漏れによるベッドルームの床のダメージ

など、弊社でのチェックでも確認されたことがあり。

開けてみると、手抜き工事と言っていいほどの雑な工事も目にします。

バスタブ下の確認方法

バスタブの下をどう見るのか、ご存じでしょうか?
バスタブの横に切り込みがあります。

実はここは開くようになっています。
*シリコンやセメントで隙間を塞いでいることもあります(シリコンの場合にはナイフで切るなどして作業)。

「上部を引いて、回して引き抜く」がコツ。表材は中のプラスチック板に貼られてあり、それが一体となり外れる構造。

開ける時の注意点は、落として割らないこと。

写真のものでは、数箇所に明らかに割れた跡があります。落としたことが考えられます。

正直な話、この箇所の設置不具合も少なくありません。

ご依頼いただき、開けた時に私も落として割ったことがあります(ちなみに、ここの「取り外しは破損の可能性あり」が、弊社の作業条件)。回転しないため、力を入れたら表材だけが剥がれ落ちたため。原因は回るべき部分に小石が多く挟まって、回転を阻害していました。

いずれにしても、ここに原因があるとか考えられる不具合には、避けられない作業です。

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