新居の不具合箇所は、いつ確認すべきか?

シンガポールの現在の賃貸状況からして、誰も入居していない物件を見てのご契約は珍しく、誰かが入居している段階で賃貸を決めているのが現実ではないでしょうか?

多くのテナント(入居者)さんが、オーナーさんから修繕費を求められることがあるため(時によっては大きな金額になることもあり)、ご退去時には明らかに目立つ箇所以外の不具合を伝えないようです。

前のテナントさんがご退去後に、通常はオーナーさんサイドの不具合チェックがあり、そこで不具合は修繕されて、その後にご入居となろうかと思います。

しかしながら、時間がないためにオーナーさんサイドのチェックも完全ではないこともあるようです。実際に、弊社もご相談をお受けしています。

前のテナントさんが、すぐに露出するような不具合を、上手に隠しているかも知れません。
「隠している」とは、ちょっと嫌な表現ですが、皆さんもご退去時には壊れた箇所を自分で修繕・目立たなくすると思います。実はそれは、ご退去後、すぐに不具合が再発・露出するのも少なくはありません。他の方も同じことをしている。そういうこととご理解ください。

 

お引っ越しで時間がないので、落ち着いてからやろうと思うと、時間的にやらない・物理的にできない可能性も出てきます。

BESTは、何もない状態ですべてを確認すること!

引っ越し荷物を入れる前に、何もない状態でチェックされるのがBEST!

何もない時が、誰でも容易にお家の状態を確認できるタイミングですので、特に前のテナントさんが物を置いていた場所は、入念にチェックしましょう。

 

しかし、現実は難しい点もあろうかと思います。

自分の荷物で隠れる前に、そこの床や壁のチェック!

引っ越し荷物が入ってくる前に、引っ越し屋さんが物を置く箇所を各部屋で決めておきましょう(可能な限り収納ドアの前は避けること)。

そして、BOXや家具(自分の家具を持ち入れる方の場合)を置く場所・隠れる箇所のチェックを事前に行います。

荷物が入ってくる前に、不具合(特に床などに傷)があるか?ないか?も把握。

引っ越し荷物が届く前に、何もない状態の写真を撮っておくことも肝心です。

 

そして、荷をほどく前に、他の要点箇所のチェックを行っていきます。

チェックは明るい日中に!

暗いと、不具合を見落とすことがありますので、日中のチェックをお勧めいたします。

夜は見落とすような不具合も、お昼に見つかることもあるはずです。

オーナーさんとの交渉について

確かにシンガポールでは、首をかしげるほどの対応のオーナーさんもいるのは確かですが、テナントさんのことを考えていらっしゃる方もいるのも事実です。

契約書をもとに話されることでしょうが、感情的にならずに、淡々と交渉されることをお勧めいたします。

(注)弊社は不具合を見つければ、それを依頼者の方に提示(その場で説明、その後写真と日本語の説明にてメール)いたします。不動産屋さんでない弊社がオーナーさんとコンタクト取ったり、交渉することはございません。

 

新居チェックは100ドルから

弊社のサービスの詳細は、下記リンクになります。

お住まいトラブル ご相談サービス(有料) | シンガポール快適生活提案会社「ピテカン」 (pithecan.com.sg)

*新居チェックは、荷物の搬入前の方が見落としも少なく、時間も短く(最低金額100ドル=1時間以内)できます。
過去の例:何もないものがない状態の2BEDROOMの物件で、指摘させていただく点はありましたが、深刻な問題はないところ=1時間以内で終了しました。
ちなみに、時間計算は訪問時間でなく、「では、作業をスタートします」とお伝えしてからのスタートです。

*ご一緒にお家の中を巡回する方法を取っています。
随時、気なる点をお知らせください。

*脚立の準備があれば、天井にシミがある場合も、オーナーさんに伝える前に確認可能です(弊社の方では脚立は持参しません)。
ただし、天井裏を開けて確認すると、1時間以内では終わらないこともあり得ます。

*撮った写真は、あくまでもご依頼者様にメールで送るためのものであり、第三者に見せることはありません。

*ちなみに弊社サービスでも、既にものがキッチンや箪笥などに多く収納された後では、すべての確認は物理的に不可能です。
可能な限りのチェックということのご依頼は可能です。

 

なお、弊社からエコウォッシャー・浄水器をご購入の方のお家に伺った折に、気になる点がございましたら、ご相談ください。

何かご購入の際のご相談(作業は伴いません)は、無料です(その場で手持ちの道具で修理できるものは、ディスカウント価格で提示)。