弊社の作業:キッチン下の排水口の詰まり解消手順

キッチン収納の下(シンクがあるところ)の床から噴き出してきたというもののたいていは、排水口の詰まりに起因するものです。

*築年数が古いコンドミニアムでは、キッチンの収納の外に排水口がある場合もありますが、噴き出すという現象は同じです。

地元業者は作業に1時間もかからないという話を聞きましたので、弊社の作業が2時間程度かかる理由など、下記に弊社の作業工程を記載します。

キッチン下の排水口の詰まり作業工程

  1. 詰まり具合を目視確認するため、排水口の水抜きを行う
  2. 施工時に切り取られていない、排水口に入る細かいパイプの余分なものを鋸(のこぎり)でカットする(時々、いい加減な施工の場合には、こういうことがあります)。この作業のため、水の流れ落ちる音が変わることもあります。
  3. 抜いた水は、網で濾して廃棄(網で濾すのは、油の固形化した小さな固まりがあるため、それを取り除くため)
  4. 詰まり具合を目視確認後に、原因をご説明(興味がある方は、排水口の中を実際見ていただきます)
  5. 固形化した油など詰まりを掬い取る
  6. ワイヤーを入れて、その奥の詰まりを解消
  7. 詰まっていたものを取り除いた後、どれだけのものが詰まっていたか?お見せします。
  8. ほぼ全て詰まりを掬い取ったら、大量の水で洗浄して、流れを確認
  9. 排水がスムーズに流れることを確認
  10. 作業内容を口頭で説明して、排水口の不具合があれば、それを説明して終了
  11. 翌日までにレシートと作業説明文章をメール

多くの地元業者と違うのは、5の作業です。つまり、単に詰まりを砕いて流さないとうことです。
砕かれた詰まりは、その奥で再度詰まることがあります。
過去に地元業者が行った後に、数ヶ月後に詰まりが再発生とのことで、ご依頼を請けたことがありますが、1年程度で再発。初動作業がまずかったため、数度の再発がありました。
そうなると最終的には、機械を持った専門業者を呼ばざるを得ず、作業費用も高くなります。

キッチン下の排水口の詰まりを生じないため

  • 不要となった油をが流して廃棄しないこと
  • フライパンやお皿の油は、キッチンペーパーやティッシュで、汚れを拭き取って水洗いすること
  • カップ麺などの油分が多いつゆなどを、そのまま流さないこと
  • 細かい目の網をシンク排水口に設置すること
  • 入居時に、詰まりが少しでもあれば取り除いておくこと・・・・・・新居チェックの際には、こちらの確認も行いアドバイスをしております。ご自身が気をつけていても、既に油汚れの固形化したものが排水口にかなり詰まっていることもあります。水を抜かずとも詰まりが目視確認できる場合には、契約期間中に詰まるのみならず、その前にも臭いを発する可能性も高いため、要注意です。

上記写真は、排水口の詰まりを掬い取ったもの(まだ少ない量ですが、これが徐々に排水口の中に溜まり詰まります。

ご自身で作業を行う場合の注意点

  • 排水口の中は、パイプのバリなどがあり、素手を突っ込むのは怪我のもとです。手を怪我しないように注意(気をつけていても私自身も作業にて、手に細かな傷をつけてしまうことがあります)
  • 詰まりを排水管の奥に押し流してしまい、機械を持つ業者を呼ぶ以外に選択がなくならないように注意
  • 力任せに作業をして、排水管を破損しないように。下の階の汚水漏れが生じますし、オーナーさんから弁償費用を請求されます。
  • シンク下に排水口がある場合には、棚板に体重をかけすぎて壊さないように注意(板が腐っていたり、重さに耐えきれない構造の場合があります)
  • 掬い取った水の中にも、油の固形化した小さな固まりや汚れがあるので、トイレなどで流す場合には、必ず網掛けして水のみを流すこと(これがトイレの排水管の詰まりの原因になります)
  • 作業を始める前に、十分な道具を準備すること
  • 当ページを読んでご自身で作業をして、トラブルが生じても弊社は一切の責を負いませんこと、くれぐれもご承知おきください。

弊社作業の成功率(ご参考)

キッチンの排水口の詰まり・・・・・・ほぼ100%、1回のみ地元業者作業後のご依頼で再発あり(既に詰まったものを、砕いて奥に流されていたためと考えれます)。

類似にてトイレの詰まり・・・・・・詰まり具合によりますが、50%程度の成功率

*特にバスルームの排水口の詰まりの場合には、様々な要因があるため、成功しなくとも90ドルの出張費がかかることを作業に伺う条件としています。ご依頼時に必ず明記いたしますので、ご判断ください。

修理のご依頼もケースバイケースで、弊社で可能不可能は出張しなければ100%わかりません(出張は90ドルの有料)。

PayNowなどでの前金にはなりますが、30ドルでのビデオコールでのご相談もご利用も増えています。

こちらもご利用ください。

お住まいトラブル ご相談サービス(有料) | シンガポール快適生活提案会社「ピテカン」 (pithecan.com.sg)