シンガポールの水道水について(貯水タンクのこと)

シンガポールの水道水は蛇口から出たものは飲むことができます。
(弊社が販売しています浄水器は主に配水管の腐食が見られるご住居にお勧めしています。)

さて、通常皆さんがお住まいなのは、コンドミニアムだろうと思います。
コンドミニアムの建物の高さから、ほぼ屋上には貯水タンクがあるはずです。

水道水の流れは、
メインの配水管から1階にある補助タンクを経て、屋上の貯水タンクへポンプで押し上げます。
上層階2階くらいが屋上にあるポンプで加圧されて供給、その他へは重力による圧で供給となります。

ちなみにレギュレーションでは、
海抜25mまでは、貯水タンクの設置の義務はありません。
海抜25mから37mまでは、屋上の貯水タンクのみで、1階の補助タンクの必要はありません。
海抜37mより高い位置には、補助タンク・貯水タンクの双方を設置しなければなりません。
なお、補助タンクの貯水量は、25m~30mでは1日の使用量の5分の1、30mより高い場合には3分の1の量を常に保てるように義務付けられています。

エレベーターホールのところに、Waterの表示があるドアがあろうかと思いますが、そちらが貯水タンクからの水道管が各ユニットに振り分けられているところとなります。