バスルームの我慢できない汚臭について
シンガポールに住む日本人の多くが賃貸物件にお住いのことだと思いますが、汚臭がお家の中でするというのは、我慢のならないものです。
この汚臭に関しては「まったくオーナーさんが対応してくれない」というご相談をいただくことがあります。
オーナーさんサイドが納得しない理由
オーナーさんや不動産屋さんが苦情を聞いて訪れるも「たいした匂いではない。この程度普通」と言われるケースが多いようです。
この強い汚臭は常時するわけではありません。
朝早い時間、夜のお食事後以降の時間帯など、特定の時間に強い汚臭(まるで下水のような匂い)がバスルーム内に蔓延します。
不動産屋さんも含めて訪れるとしたら日中のはずで、ちょうど匂いがしない時間帯ですね。
集まった皆さんが排水管の構造を知らないため、理詰めで原因解明がされないのも、オーナーさんサイドが納得しない理由です。
匂いの原因(強い下水臭)
便器と排水管(汚水の方)の間には、接続部品があります。
下水臭は、この破損や設置の不具合により、排水管の中が外気に触れることで生じています。
ただし、この不具合は便器を外さないことには判明しません。
各ユニットの排水管は、縦の太い排水管につながり、上層階から下層階まで下につながっているとともに、屋上の煙突につながっています。地面下でIC(インスペクションチェンバー)を経てマンホールにつながる下水管、屋上の煙突からは汚臭排出。
コンドミニアムの多くの人がトイレを使用する時間帯に、上から下へオシッコやウンチが流れ落ちるとともに、その反作用として空気が上へ昇ります。
トイレは便器内にたまった水が蓋をしているのですが、その先に穴があるとそこから上昇した空気(汚臭)が漏れてくるという原理です。
そう、皆さんは多くの住人の「オシッコやウンチの臭い」をバスルームの中で嗅いでいるのです。
汚臭の煙突をお家の中に作っているのと同じ!
気持ち悪いだけでなく、衛生的に考えても、とても不健康です。
対処方法(弊社のできること)
弊社は便器を取り外す作業は行いません(*理由は下記に明記)。
ただし、上記部品に不具合等がないか?のチェックが可能です(工事当日も立ち合いも有料ながらお請けしています)。
構造がわからない人からの不明確な主張には、取り合わないオーナーさんサイドですが、きちんと説明をするとまともなオーナーさんだと通常は納得されます。
弊社の訪問サービスでは、明らかに部品に不具合があると推測&判断後には、メールにて日本語の説明文章+不具合箇所図(オーナーさんサイドに説明可能な図)を添付します。
*追加費用はかかりますが、匂いが強い早朝にお邪魔することも可能です。
今まで納得しなかったオーナーさんサイドを動かす手段としてご利用いただけます。
実際複数の方のお家で、弊社の説明により、オーナーさんサイドに修理を依頼でき、汚臭の悩みから解放されています。
弊社が便器の取り外しをしないのは、設置方法によっては便器取り外し時に、便器の破損の可能性があるからです。
賃貸物件にお住いの方々は、同じ理由により、ご自身で業者をアレンジすることなく、オーナーさんにアレンジさせることをお勧めいたします。 理由は明快で、コンドミニアムについている便器は価格が高いものが多いためです。ご自身でアレンジをした場合、割れたら、その分の請求も依頼主である皆さんのところにきます。 多くの地元業者は、便器破損に関しては「元々ひびが入っていた」「設置方法が悪いから割れたのだ」と責任を回避し、弁償はしません。最悪、業者によっては連絡も取れなくなりますので、注意してください。 *きちんと対処する地元業者もいるでしょうが、そういう業者に依頼できること、これはある意味幸運かも知れません。 |
ご依頼は以下より↓↓↓ |