キッチンの蛇口について(混合・単水栓の2つ)
シンガポールのキッチンと洗面台の蛇口の主流は、台付ワンホール・シングルレバーです。
混合水栓と単水栓に分かれます。
混合水栓
お湯と水の双方がでるもので、一般的にコンドミニアムではこちらの蛇口が設置されています。
ただし、蛇口からの2つのパイプを接続部品で1つにし、壁からの配水管につながれていることなどもあります。
この場合には、蛇口の機能は混合水栓ながら、水のみしか出ません。
シンク下を見ると、どう設置されているのかが明白です。
単水栓
水のみがでるもので、上記写真のように蛇口自体が細いものと太く形状自体は混合水栓と同じものがあります。
シンク下の配水管から、どういうものがついているかわかります。
まず、壁からの1つの配水管が蛇口につながっていれば、単水栓です。
下記の写真のケースは、左(青い矢印)はお湯の配水管、右(緑の矢印)は水の配水管。
これでは蛇口の取り換え時に、お湯の配水管は止水栓で止めて接続されていないので、混合水栓がついていたものを単水栓に取り換えたものと考えられます。
下記の写真から見て取れるのは、止水栓の劣化です。止水栓のレバーが折れる可能性もあります。
蛇口取り換えで注意すること
蛇口取り換えをお請けしておりが、ブランド品にこだわらない場合には、ご自身でのご準備でなく、弊社での手配をお勧めしております。
理由は混合水栓を同じ混合水栓に取り換える場合も、キッチンに開けられた穴の大きさが微妙に異なるからです。
取り換えで準備したものが穴に入らないということも考えられます。
また、左がお湯、右が水が基本ですが、この左右が逆になっていることもあります。
ご自身で取り換え工事をやってみようと考えている方は、外す蛇口をゆるめて穴の径を測り、その情報をもとに取り換えの蛇口を手配した方が無駄がありません。
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