バスタブに熱いお湯をためられるか、チェック!
シンガポールのコンドミニアムもバスタブがないユニットが増えてきました。
しかしながら、やっぱり自宅でバスタブに入りたいという人には、お湯の温度は気になるところ!
シンガポールに住む日本人からは、バスタブはあるものの、ぬるま湯しか溜まらないとの苦情もよく聞きます。
ここは譲れない人は、お風呂にガス使用のコンドミニアムを選ぶ
電気ヒーターにない充分な熱さのお湯が使えるのが、ガス利用のコンドミニアム。
どうしてもの方は、初めからお風呂(シャワー)にガス使用のコンドミニアムを選びましょう。
これが確実であり、シンガポールの現実です。
電気ヒーターのコンドミニアム
電気ヒーターの容量が重要!
何℃を適温と考えるか?ですが、38℃程度と考えてみてはいかがでしょうか?
では、ヒーターの容量はどの程度が必要なのでしょうか?
計算式を考えると以下になります(複数の条件あり)。
(ヒーターから供給されるお湯の温度xヒーターの容量)+(水の温度xバスタブに入れる水)/バスタブに入れるお湯=バスタブのお湯の温度
実例で考えてみましょう。
こちら(写真)のヒーターは、15リッター(*1)、最大70℃
バスタブのためたいお湯の容量を500リッターと考える(*2)。実際はもう少し少ないと思えますが測ってみましょう(立方センチメートルとリッターに変換すること)。
お水の温度が30℃(晴れた日の夜もシンガポールはこの程度、ご自宅で実測値を出すこと)
この場合のバスタブのお湯の温度は?
(70 x 15)+{30 x (500-15)}/500=(1050+14550)/500=31.2 ← 31.2℃
(1)ヒーターのモデルナンバーはヒーターにあるステッカーで確認すること。モデルナンバーから最大温度を調べる。
(2)バスタブの容量はメジャー(cm)で立方センチメートルを計って、1000で割るとリッター
注1:ヒーターのスイッチをONにしたままお湯を入れていくと、上記よりも熱いお湯になるのではないか?と思われます。
注2:あくまでも電気ヒーターの容量の最大値温度のお湯が供給されるものと考えます。
もし、バスタブに入れるお湯の量が500リッターであれば、ぬるいお湯に入ることになりますね。
ご自身のお家の電気ヒーターを確認
電気ヒーターがあるのは天井裏です。
下記をご参考にしてください。
最後の手段!
どうしてもお風呂を楽しみたい方は、最後の手段!ある程度溜めたバスタブのお湯にガスコンロや電気ポットで沸かしたお湯を加えましょう。
熱湯を加える時は、必ずバスタブのお湯を薄める形でのやり方をしないと、バスタブや排水管を傷める可能性がありますので、注意が必要です。
うまく適温のお湯が溜まらない理由には、電気ヒーターの故障も考えられます。
電気ヒーターのケースは、他の要素もありますので、あくまでも卓上の考え方としてとらえていただければと思います。
上記記載以上のご相談は有料となります。
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