シンガポールでのコンセント・アダプター使用上のご注意

前回は延長コードの注意点を書きましたので、今回はコンセントに差し込むアダプター使用の注意点を感電にしぼって書きたいと思います。

シンガポールでの延長コード使用上のご注意

アダプターを使用すると、2ピンの商品なども使えて便利ですよね。

ただ、使用には注意が必要です。

感電しないためにやること

一般的なコンセントの穴に棒状のものを入れようとしても、安全装置が作動して中に入りません。

写真は検電ドライバー(コンセントをDIYで取替えを考えている人には必需品)にて確認↓↓↓

写真1:通常は穴にものを入れようとしても入らない。

しかしながら、マルチタイプのアダプターを使用すると、簡単に入ってしまいます。

検電ドライバーが電気が通っていることを示すライトがついています。

写真2:マルチタイプの穴があるアダプターを使用すると簡単に入ってしまう。

大人は自覚があれば大丈夫でしょうが、何にでも興味津々のお子さんからは目が離せません。

幼いお子さんがいらっしゃる場合には、少なくとも手が届かない箇所以外、使用は避けた方がいいということです。

何かがあっては遅いので、使用する箇所をお考えの上、アダプター使用をしてください。

  • 注意1 漏電の場合、分電盤のRCCBという漏電ブレーカーが落ちますが(きちんと工事をやっている場合)、一瞬高圧の電気が流れます。
  • 注意2 写真1の上の穴(アース)に棒を入れるとすべての穴の安全装置が解除されます。
  • 注意3 コンセントの穴、左側に検電ドライバーを入れて、ライトがつけば電気配線が間違っています。シンガポールでは、残念ながら時々このケースがあります。おかしいな?と思ったら確認してもいいかも知れません。
  • 注意4 コンセントのスイッチをON・OFFする時もそうなのですが、濡れた手で触らないことが大事です(通電しやすくなるため)。
  • 注意5 アダプター部分に埃(ほこり)が溜まらないように注意しましょう。まれに焦げているアダプターを目にすることがあります。
  • 注意6 水周りに近いところでの使用は避けられた方が無難です。

合わせて下記もご参考にしてください。

コンセントの差し込み口の注意点

シンガポールでもお子さんの事故を聞いたことがあります。

楽しいシンガポール生活のために、ちょっとした注意は怠らないようにしましょう。

分電盤を触るなどの訪問チェックは、協力会社の社員(電気工ライセンス保持者)と一緒に行く場合があり、その場合の費用は下記に加算(2倍程度)されます。

ちなみに、頻繁にブレーカーが落ちるなどの場合には、ちょっと何かがおかしいと疑うべきだとも思えます。

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