ブレーカーが落ちた時の対処

夜中にブレーカーが落ちたら、電気も消えてしまい、どうしても慌ててしまいます。

冷蔵の中のものも心配ですね。

以前、下記の文章でも触れましたが、改めてここでどう対処するか?をおさらいしてみます。

要確認!分電盤の配線図はありますか?

重複する箇所もありますが、合わせてご参考にしてください。

ご入居時に確認しておくこと 分電盤の位置を知る

新居にご入居時に、どこに分電盤があるか?を確認して、家族でその位置を共有しておきましょう。

コンドミニアムによって、分電盤がある場所が異なります。

(例)玄関の横の収納内、シェルター内、洗濯機が置かれてある裏手のバルコニーなど。

お子さんにも情報共有するのはよいのですが、基本的に高圧の電気が流れている箇所ですので、触るのはお子さんにはさせずに、大人が行うことをお勧めいたします。

スマホ以外にも緊急用の電灯を準備しておくこと

お家の決めたところに、緊急用の電灯を置いておきましょう。

スマホでも代用できますが、誰かと話をしながら、そして写真を撮る時にはスマホの光は使えませんので。

慌てずにまず写真を撮る

ブレーカーが落ちているその状態の写真を撮ります。

時々ご相談をうけるこちらの現象ですが、お話をしていても、どのブレーカーが落ちたのかを覚えていない方がほとんどです。

写真を撮っておくと、明確に説明が可能です。

どこのブレーカーに問題があるか?チェック

漏電ブレーカー(RCCB Tマークがあるもの)が落ちているケースがほとんどです。

漏電ブレーカーがOFFになっていたら

  1. その列のすべての配線用ブレーカー(MCB)をOFFにします。
  2. 漏電ブレーカーをONにします。
  3. 順番に配線用ブレーカーをONにしていきます。
  4. ある配線用ブレーカーをONにしたときに、漏電ブレーカーが落ちたら、それをOFFにして最初からやり直します。
  5. 問題がある配線用ブレーカーを除いて、1から繰り返す。

上記にて、問題がある配線用ブレーカーが判明。それがどこにつながっているか?分電盤内のドアについている配線図で確認をします。

該当配線用ブレーカーをOFFにしたままに、他をONにして使用。

ブレーカーには、絶対に濡れた手でさわらないこと!

冷蔵庫につながる配線やコンセントに問題がある場合

そのままですと、冷蔵庫の中のものが心配です。

ただ、冷蔵庫の移動もなかなか大変です。

こういう時は、延長コードを使って、不具合のないコンセント(他の部屋など)につないで冷蔵庫の冷却を確保します。
お昼ですと延長コードを販売しているお店も開いているはずですので、こちらを採用(延長コードの長さに注意)。

延長コードがなく入手も難しい夜には、極力冷蔵庫を開けないようにして朝を待ちます(心配なものは、冷やしている保冷剤や氷を入れたクーラーボックスに移しておくのもいいかも知れません)。

専門業者に依頼

ご自身で、もしくはオーナーさん経由で専門業者を呼んで、修理をします。

ちなみに弊社でもこれは可能ですが、修理までご依頼の場合には専門業者とともに伺うため、けっして安くはありません(弊社の通常価格の2倍はかかるとお考えください)。下記ご参考。

弊社にご相談の場合

ビデオコールでのご相談=30ドル(通常は前金ながら、緊急の場合のみ後払い可能)

訪問してのチェック作業=140ドルから
*一切の作業を伴わない訪問確認 90ドルから(訪問チェックの場合には、何かしらの対策をしますので、これはまれなケース)
平日の9時前・17時以降、土持祝日は、+50ドル(ただし特別緊急な場合のみ対応/スケジュールが調整可能な時)
冷蔵庫の電気が落ちている場合には、その旨お知らせいただければ、延長コードを持参して電源確保をします。

専門業者をアレンジしての訪問修理=280ドルから(取り換える部品等によって費用が異なります)
過去の工事例:リビングルームの電灯配線の燃焼、分電盤内のブレーカーの燃焼など

ご依頼等は下記から

お住まいトラブル ご相談サービス(有料) | シンガポール快適生活提案会社「ピテカン」 (pithecan.com.sg)