水漏れの時には慌てずに、止水栓(バルブ)を閉めましょう!
シンガポールで、配水管(電気ヒーターを含む)からの水漏れを経験した方も多いと思います。
既に経験されている方は、まずやるべきことを理解しているはずですが、シンガポールに住み始めた方には、パニック要因かも知れません。
慌てずに、以下をご参考にしていただければと考えます。
水の供給を止めること
まずは漏れている箇所への水の供給を止めましょう。
何が原因かは、水を止めてじっくりチェックすればいいことです。
(1)家の中の止水栓を閉める・・・・・・バスルーム単独の水止め
天井にある切込みの板(以下写真ご参考)を外して、中の止水栓を閉めます。
- 天井裏の電気配線を触らないこと(感電に要注意/電気スイッチはOFF)。
- 安定した十分な高さの脚立を使用すること(机の椅子を載せてなどの代用は怪我の要因)。
- 閉める止水栓は、電気ヒーターにも繋がる大元の水の供給配水管。
- 板を落として怪我をしないこと、させないこと。
- 万が一電気ヒーターからの水漏れで、タンクからの水が止まらない時にはヒーターについている減圧バルブを開けて、中の水を抜くこと(止水栓を閉めた後にやらないと、水はいつまでたってもバルブに繋がるパイプから流れます)。*メーカーによってはうまくできないこともあります。
この時には、何が起きているのか?電気ヒーターからの水漏れ・配水管からの水漏れなど、原因がわかれば無理をしない程度でチェック(写真や動画を撮れたら撮影)をしておきましょう。
もし、脚立などの準備不足や自信のない方は、下記の(2)を採用。
(2)エレベーターホールの元栓を締める・・・・・・ユニット全体の水止め
エレベーターホールのWaterを書いたドアを開けて、自分のユニットへの水の供給を止めます。
- 自分のユニット番号を確認すること(メーター近くに表示あり)。
弊社の作業で、過去に1回だけユニット番号の表示間違いがありました。
通常は順番に振り分けられていますが、番号振り分けに違和感を覚えたら、注意しましょう。 - メーターからユニットに繋がる方の止水栓を閉めること(写真ではメーターを挟んで2つある止水栓の上の方)。
- Water表示のドアに鍵がかかっている場合には、セキュリティスタッフに理由を告げて、依頼して開けること(鍵を貸してくれるところ、セキュリティスタッフ自身が来るところ、コンドミニアムによって異なります)。
止水栓のレバーがとても固いことがありますが、大事なのは力任せに動かそうとして、止水栓を壊さないことです。
特に力が強い男性は、レバーを折らないように注意してください(さすがにここの止水栓のレバーを折ったという話は聞きませんが、お家の中のレバーを折った方は弊社のご依頼者でもいらっしゃいます)。
なお、古いコンドミニアムでは、どこかしら水が漏れていることがあります(コンドミニアムオフィスに報告すること)。
自分のユニット番号のメーターの先で水漏れがある時は要注意。
(2)を選択した場合の注意点
元栓を閉めた場合には、すべての水が止まります。
脚立などの必要なものを準備の後、(1)の作業をして、閉めた元栓を開けるか?プロの業者に依頼して対処してもらいましょう。
夜は手元も見えにくいので、十分に注意して作業をすることをお勧めいたします。
弊社でお勧めしていますのは、まず(2)元栓を閉めて、まずは落ち着くことです。
理由は、水漏れしているところを触る時、慌てているとうっかり事故につながるからです。
上記の写真のように電気配線が、天井の取り外し部分にかなり近い造りも少なくはありません。
ご相談は下記↓から
お住まいトラブル ご相談サービス(有料) | シンガポール快適生活提案会社「ピテカン」 (pithecan.com.sg)