水漏れの応急対処(配水管の場合)

水漏れが起きると、どうしても慌ててしまいます。

天井からの水漏れは、そのままにしていると天井の変形や落下の可能性もあります。

また、多量の水漏れは床材を傷めることもあるでしょう。
そもそも、多量の場合にはそのままにもしてはいられないですね。

まずは、慌てずにその時間帯でできることを、まず行いましょう!

*シャワーや蛇口(止水栓がついていない場合)の水が止まらない時も、同様の手続きが有効です。

水漏れの応急対処

多量の止まらない水漏れは、配水管(上水)からのものです。

常に一定の水圧がかかるため、ホースから水を流すがごとく、止まりません。

水漏れ自体で死ぬ人はいません。大事なのは慌てないこと!

下記の手順で応急対処をしましょう。

元栓をしめる

まずはお家への水供給を、すべて止めてしまいましょう。

エレベーターホールにWaterという表示がある扉があります。

扉を開けて、自分のユニットの水道管を確認し(ユニット番号が表示されています)、その水道メーターから先の止水栓をしめます。

水道メーターを挟んで2つ止水栓がついていますが、あくまでも触るのは下流の方(見分け方は太い水道管に遠い方 理由:水道メーターから先が住人側水道管となるため、水道メーターから向こうは住人が触っていけない箇所)。

  • 水のフロー:コンドミニアムへ入る水道管→屋上の貯水タンク→太い水道管→細い水道管→止水栓→水道メーター→止水栓(ここをしめる)→水道管→ご自宅の天井裏→蛇口・シャワー

元栓が収納されてある扉の鍵がかかっている場合には、ガードハウス(セキュリティスタッフが控えているメインゲート)のスタッフが持っていますので、依頼すること。
ご自身のコンドミニアムは鍵がかかっているかどうか、あらかじめ確認されておくといざという時に慌てなくていいと思えます。

該当箇所の止水栓をしめる

水漏れ箇所の天井に四角い切口があります。

これを開けて、中にある該当止水栓をしめます(開ける時はこの四角い板を落として壊さないに注意!少し重いので、女性には難しいかも知れません)。

天井の四角い切込み(天井裏へのアプローチ)

複数の止水栓がある場合、わからない場合にはすべてしめてみましょう。

  • 手が届く位置に止水栓があるのが通常ですが、見えないところの施工はいい加減なコンドミニアムもあり、手が届かないこともありますので、その場合には無理をしないように注意。

元栓をあけて、水漏れが止まるか確認。

止まれば、応急処置終了。

これにて、該当箇所(天井裏の止水栓につながる水道)以外の水は、使用できるようになります。

注意点

  • 開けるつもりの天井裏に近い照明はOFFにしておくこと。
  • 天井裏の電気配線には触らないこと。
  • ヒーターのスイッチは、念のためにOFFにしておくこと。
  • 十分な明るさのライトを準備(スマホでも可能)。
  • 十分な高さの梯子(実際は脚立)を使用(使用方法も要注意)。
  • 必ず2人で作業をすること。

注意するのは、怪我をしないことです。感電しないこと、梯子(脚立)を使用すること(落下しないように注意)。

水漏れで怪我等はありませんが、感電事故は場合によっては取り返しのつかないことになります。慎重に作業をしてください。

*あくまでも、自己責任で作業を行ってください(ご自身の作業による破損・怪我・事故に、弊社はいっさいの責任を負いません)。

ご依頼はこちら↓↓↓から

おトイレ等、水まわりの修理サービス  | シンガポール快適生活提案会社「ピテカン」 (pithecan.com.sg)