長期不在する時の注意点

コロナでの国境封鎖措置もおおかた無くなり、長期でご自宅を不在にされる方も増えてきたのではないでしょうか?

不在にするときに、やることをリストアップしてみましょう。

最低限、気をつけることは何でしょうか?

電気ヒーターのスイッチをOFFにすること

電気ヒーターのスイッチがONのままだと、ひたすらにお湯を沸かし続けることになります。

お湯を沸かす→冷える→沸かす→冷える

この無限ループです。

電気ヒーターのスイッチはOFFにしておきましょう。

ハンドシャワーの止水栓を閉めること

ハンドシャワーをご利用の方は、その止水栓はどうなっていますか?

もし閉めていなければ、閉めておきましょう。

劣化したハンドシャワーの先が水圧で飛んだり、ホースからの水漏れ(特にホースの破け拡大)が生じた場合には、水がご帰宅まで出っぱなしです。

ここに使われてある配水管は、常時かかる水圧に、長年は耐えきれるものではありません。

冷蔵庫の必要ないものを整理すること

雷が世界的にも多いシンガポール。

雷が落ちたときに、漏電ブレーカー(分電盤内でRCCBもしくはELCBと記載があるもの)が落ちることもあります。

ご帰宅時のキッチンの大惨事を目にしてあっけにとられた方もいらっしゃるでしょう。

落雷のノイズによる誤作動、雷サージによる作動などが考えられるようです。

ただ、どうするか?これは悩ましいところです。

実は私自身は旅行前など、あまり整理はしていません。

ただ、体験としてマレーシア旅行から自宅に帰った時に、すべてのブレーカーが落ちていたことがあります。
幸い冷蔵庫の中はまだ冷えていましたので、大丈夫でした。

以前高層階に住んでいた頃、仕事から戻るとキッチンが水浸しになっていたことがありました。
幸い腐ったものはありませんでしたが、捨てるものは捨てて冷蔵庫の中を整理しました。

複数の方が帰宅後に悪臭に辟易したという事例を知っていますが、そこまで悲惨ではありませんでした。

できたら1回はやっておきたいこと

電気メーター、水道メーターの各数字を確認しておく。

帰宅時、使用する前に各数字の確認をしてみる。

・待機電流がどの程度なのか? ONになっている家電(例えば冷蔵庫の電気ロス)の消費電気がわかります。

・水漏れはないのか? メーターが動いていたら、要注意です。

各種メーターは、コンドミニアムではエレベーターホールにあります。周辺の扉を探してみてください。

なお、蛇足ですがシンガポールでは実測は毎月は行いませんので、不在だったのに請求書にいつもと同様の請求金額が記載されていると慌てる必要もありません。次の月でその分が生産されるはずです。

エアコンがついている理由(長期不在時には避けるべき事例)

消したはずのエアコンが帰ってみると稼働しているという、ホラーっぽい話もあります。

  • ご自身の切り忘れ、いわゆるOFFにしたつもり。
  • リモコンのタイマー設定がそのままになっている。

上記でないケースに、隣人のリモコンに反応しているという方がいらっしゃいました。
長年仕事をしている中、そういうことを聞いたことがありますが、これは疑問です。
隣人に頼んで試してみるのもいいと思いますが、まずはエアコンの故障を疑った方がいいかも知れません。

いずれにせよ、エアコンは電気代に一番影響する家電です。

作動がおかしいな?と思った段階で、故障ではないか?と疑うこと、長期不在にする前に手を打っておくことが大切です。

ちなみに私自身、調子が悪かったエアコンを取り換える前、数日間家を離れる前にはエアコンの元スイッチをOFFにしておきました。

 

上記、ご参考なれば幸いです。

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